インドビジネスビザの苦悩

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インドのを訪問するときに絶対に必要なものがVISAです。

このVISAは東京の場合は茗荷谷にあるインドビザ申請センターという場所で発行してもらう必要があります。ここの職員はほぼ全員インド人です。

そして、ビザの種類はかなりいろいろなものがあります。普通のツーリストビザだったり、学生ビザ、ヨガビザ、ジャーナリストビザ…etc

このなか、一番取得が簡単なのはツーリストビザです。書類パッと提出すれば、3~4日後にパッとなんのストレスもなくもらえます。

しかし、いざ他のVISAを取得しようとするものなら、かなりの苦しみを経験することになります。

ビザの中で特に取得が難しいのが雇用ビザです。インド政府はインド国内の雇用保護の観点から、外国人になかなかインドでの労働の許可をだしません。

要するに、インドの仕事内容が、

1.日本人しかできないことであること。

2.その人しかできないこと。

3・インド企業から所得240万円/年の所得をもらうこと

いろいろ例外もあるようですが、以下の用件がそろっていることが必要っぽいです。

おそらく、インドにいる雇用ビザホルダーの人は皆、ビザの取得でめまいが生じたか、センターのスタッフをひっぱたきたくなったことでしょう。

僕の場合はビジネスビザでインドにきていますが、ビジネスビザでさえ、かなりの苦労がありました。

学生ビザの申請等いろいろ経験していたので、結構ビザの申請関係には慣れたものだと思っていましたが、やはりインド!

まさに無限地獄へ突き落とされました。

インドビザ申請センターのHPに書いてある、書類を全部用意して申請センターに行き、提出したところ僕の名前が呼ばれました。

窓口にいったところ急に「Can you speak English?」ってスタッフから聞かれました。

はい?なんで英語なの?あんたさっきまで他の人の対応で日本語しゃべってたよね?

どうやら、僕の英語力をテストしているみたいだったので、一応英語で返しました。

スタッフ「雇用ビザとビジネスビザの違いわかりますか?」

僕「雇用ビザはインドの会社に雇用されるためのビザで、ビジネスビザは商談のためのビザですよね?」

スタッフ「そうです。でも、あなたがインドのパートナー企業にかいてもらっている招待状(インビデーションレター)は雇用ビザのためのものです。これじゃビジネスビザはとれません」

僕「なんで?どうして、雇用ビザになっちゃうんですか?」

スタッフ「招待状に for working together って文言がかいてあります。work together なら雇用ビザです。これでは、ビジネスビザはとれません。」

僕「いやいや。それって文章の理解の仕方の問題でしょ?雇用されなくても、work together することだってあるでしょ?」

スタッフ「そもそもあなたはどのような仕事をするつもりなんですか?」

僕「こうこうこういう仕事です。」

スタッフ「あたなは1年間ビザが欲しいと書いてますね?たぶん無理ですよ。そのような仕事ならインド人でもできますよね?あなたがいく必要あるんですか?」

僕「いや。むりでしょ?てかそんなこといったらどんな仕事だってインド人できますよ。ぼくらはビジネスでまったくインドにいけないことにならないっすか?」

スタッフ「とにかく1年は無理です。Work together をfor Business meeting に直すのと、一年間の申請を2週間の申請にしてください。」

僕「なんで2週間?2週間じゃ短すぎです。100パーセント仕事終わりません。」

スタッフ「ここを2週間ってかいておけば、インド大使館も”まあいっか!”って感じで1年ビザくれますよ。いきなり1年申請すると怪しまれてVISAとれませんよ。」

なにそれ?!!てきとーすぎだろ?!

 

これ以上なにいっても無理だと思ったので、出直すことにしました。

パートナー企業にかいてもらった推薦状も、for working together の一文を for Business meeting に書き直してもらうためにまたインドから国際便でおくってもらい、1年間のビザの申請願いも2週間に直してまた、インド大使館に行きました。そのやり直しのために余計に1週間かかってしまいました。

今度こそ完璧だろ・・

自身満々で書類を提出し、しばらくしてまた僕の名前が呼ばれました。

以前のスタッフも横にいたのですが、今回は違うスタッフ(ひげのおじさん)が僕を対応しました。

ひげ「なんであなたはビジネスビザがほしいのですか?」

僕「こうこうこういう仕事がしたいからです。てかこの前も説明しました。」

ひげ「どの書類でもどのような仕事をしたいか書いてないんですよねー。」

僕「いやいやいやいや。仕事内容の書類が必要なんてHPに書いてありましたか?」

ひげ「必要ないとも書いてありましか??」

僕「・・・・・・・せ・・・せやな・・」

ひげ「仕事の内容がわかりやすくこの紙に書いてください」

そういわれ、汚いくしゃくしゃのコピー用紙を一枚わたされました。

しかたないので、その場で内容を書いて提出しました。そうすると、

ひげ「ふうううん・・・?てかこの仕事内容でなんで2週間しかビザを申請しないのですか?」

僕「前のスタッフが1年を2週間にしろと僕にいったからです。」

ひげ「はいはい。しかもこの部分。for Business meeting と書いてますが、あなたの仕事内容はBusiness meeting ではないですよね?」

コ○ス!!またか!!!さすがに、怒りました。

「だから前のスタッフがいったんですよ!!整合性をもって物事をいってもらわないとこっちも混乱すんだよ!!ってか前のスタッフだせよ!いるでしょ!?ほら、さっきそこに・・・」

・・って・・・・・・・・・・いねえ・・・・・・・

僕達が口論している途中でまずいと思ったのかスーッと成仏霊のようにその場からいつの間にか以前のスタッフがいなくなっていました。

ひげ「というかあなたの会社設立してほとんど時間たってませんよね?これじゃビジネスビザ難しいですよ?」

僕「新しく作った会社がビジネスビザ取れないなんてHPにかいてなかったですよ??」

ひげ「とれるともかいてましたか??」

僕「・・・・・・せっ・・せやな・・・」

もうどうでもよくなってきました。僕に脳はすでにビジネスビザなしでどのように仕事をすすめていくか考え始めていました。

僕「とりあえず、なんでもいいのでだめもとでインド大使館に僕の書類あげてもらっていいですか?」

ひげ「そうですね・・一応おげておきますよ・・一応ね」

・・・そして数日後・・・普通に1年間のマルチプルでビザがとれました。

なんだったんだあのやりとりは???

僕がこのやり取りで学んだのはインドビザ申請センターの人たちはかなりてきとーの自分の判断で仕事を進めています。

要するに、担当者がだめと思ったらダメ。いいと思ったらいい。完全に担当者の独断です。

というかインドビザ申請センターはまだましなほうです。これで・・・

インド現地の役所仕事はこの10倍めんどくさいです。

そしてインドへ留学生やビジネスマンが必ず乗り越えなければいけない壁でもあります。しかし、これに慣れると心のタフネスがレベル10くらいアップすることはいうまでもありません。

インドへの留学生はみんな外国人登録等で役所に行かなければ行けない時期になると憂鬱になります。

いく直前は顔面が蒼白しています。

僕もいまでも茗荷谷やインドの役所の近くを通るたびに心拍数が上昇する日々が続いているのでした。


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