気合の入ったベガー(物乞い)

BEG

バラモン、クシャトリア、バイシャ、スードラ。過去に中学か高校でならった人も多いでしょう。

インドでは昔カースト制度というものがありました。

いまではその制度自体は都市部ではあまりきにされなくなってきているようですが、農村部等のカントリーサイドではまだ結構残っているらしいです。

実際にインドで生活しているとカースト制の名残なのか綺麗な服装をしている人から、ボロッボロの服を着ている人までいろいろな種類に人をみかけます。

そして、その過去のカースト制に属さない人がいたそうです。ようするにスードラより下だった人たちです。

その人たちはアチュート(不可触民)といわれていました。その名の通り、みたり触ったりすることさえ忌み嫌われるような階級だったそうです。

そしてこのもとアチュートの人たちはいまでさえかなり差別をうけているっぽいです。そして、仕事がないので、お金を恵んでもらうしかないそうです。

したがって、インドで町を歩いていていると出会うベガー(物乞い)の人たちはこのアチュートだった人達です。

このベガー。町をあるいているとけっこう遭遇します。

そしてお金が欲しいと手を差し出してきます。

大人のベガーは良識があるからいいですが、怖いのが子供。。

彼らと初めて会ったのはインドに初めてきた時のホテルのチェックイン後でした。

部屋に荷物をおいて「さあ!町でもあるいてみるかー!」と意気揚々で外に出た瞬間。

パッチーーーーン!!!!!

僕「ひっ!」

ものすごい強烈な音が僕の横で鳴り響きました。

音の方向をみると8歳か6歳くらいのサリーを着た女の子2人組みがものすごくぶっとい鞭をもっていました。

どうやら彼女達が鞭で地面をたたいたようです。彼女達は手を差し出してヒンディー語でなんかいっていました。

(ははーん。これがベガー(物乞い)の人たちか。初めて遭遇したなあ。記念に少しお金あげようかな~。)

そう思いながら、ニコニコしながら5ルピーをあげると。。そのお金を受け取った直後に

ベガーの女の子 「札!札!札!札のお金がほしいのよ!!」 ※ヒンディー語だけとなぜかなんとなく言いたいことがわかる。

(えええええ!?!?お礼なし!?!てかやめろ!服をひっぱるな!!ちょっ・・まじでやめてやめろおおあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!

パッチーーーン!!

また鞭で威嚇してきました。こわ~><

結論からいうとその時、彼女達に100ルピーカツアゲされて終わりました。途中で町の人が「バス(やめろ)」といって助けてくれたからよかったですが。。。

あの勢いは本当に衝撃的でした。この鞭式のベガーはびっくりするから嫌いです。絶対にそれで攻撃はしてきませんけど。。鞭式以外の他にも太鼓式、泣き落とし式、待ち伏せ式等いろいろなパターンがあります。

どの場合もニコニコしてお金を払ってはいけないです。子供の場合、相手は非常に調子に乗ります。

あげるときはいつも沈黙&無表情。そうすると図にのりません。

ヒンディー教では貧しい人にお金を恵んであげると、輪廻転生後の次の人生でよりよい生活ができると考えられているそうです。

そして、ベガーの人たちは現在立場は過去の転生前の行いの結果であるということを認めて暮らしているそうです。

ようするに、ベガーにお金を恵むことはwin-winの関係であるらしく、恵んでもらった相手にだってそんな感謝しなきゃいけないようなことをされたなんて考えないようです。

僕はいつも子供のベガーの気合はすさまじいと関心しています。

あんな小さい子供のときに彼らはセールスマン顔負けの気迫でお金を要求してきます。コミュニケーションさえとれたらかなり欲しい逸材です。

僕が彼らと同い年のころは何をしてたっけなあ・・?

そう考えると自分が情けなくなっちゃいます。

気合の入ったベガーの子をみるとつい関心してお金を払いたくなります。。

高い成長率を維持し、今後どんどん変わっていくインド。将来この子たちの気合がもっと有効的に活用をされるのを願ってやまないものです。


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